
冬の朝は、とにかく布団が強い。
毎朝「あと5分だけ…」と交渉してくるあの説得力、なかなかのものです。
ある日のこと。
寒さに負けた私は、分厚いパーカーを着てゴミ出しへ。
玄関を開けた瞬間、冷たい空気が顔にビシッ。
思わず「うわ…」と声が出ました。
そのままゴミ袋を持って歩き出したのですが、
自分でも分かるくらい、完全にロボット歩き。
ペタッ…
ペタッ…
膝も腰もガチガチ、腕はほぼ振れていない。
「これ、みなさんに言ってる“ダメな歩き方”か…」
と、しみじみ感じながらながら進んでいきました。
すると、ご近所のおばあちゃんがひとこと。
「今日はずいぶん慎重に歩いてやねぇ。氷でも張ってるんかと思ったわ」
いや、違うんです。
ただただ、寒いだけなんです。
しかし、これがとても良い気づきになりました。
人は寒さで、こんなにも動きが変わる。
普段はできている歩き方でも、朝一番は体が固まって、
“慎重すぎる動き”になってしまう。
そこで、ゴミ置き場から帰るときに試したのがこれ。
▶ 「あったかい飲み物を手に持っているつもりで歩く」
すると不思議なもので、
・腕が自然に前に出る
・足裏の着地が柔らかくなる
・歩幅がちょっと戻る
これだけで、さっきのロボット歩きがかなり改善。
なるほど…と一人で妙に納得しながら帰宅しました。
冬は体が固まる。
でも同時に、いがいと意識ひとつで変わりやすい季節でもある。
みなさんも、朝出かけるときはぜひ試してください。
「私は暖かいカフェラテを持っている」と思って歩くと、
寒い朝でも身体は意外と素直に軽くなります。
——そして、ゴミ出しから帰った私は、
やっぱりまだ暖かい布団に5分だけ戻ってしまうのでした。
整体イバラキの森 院長

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